ログインフォームが1Passwordで上手く補完されない時にやっておきたいテクニック
ログインフォームへの1Passwordによる自動補完は極めて楽ができる仕組みです。ただ、URLはマッチしているのにも関わらずフォームが自動で入力されないこともあります。
少し工夫するだけで対応可能なのですが、正直分かりづらいところです。補完されないことによるストレスを解消するために手続きを覚えてしまいましょう。Chrome前提です。
やり方
自動補完が効いていないフォームであればどれでも構いません。今回はAzure ADへのログインを例にしてみます。
「その他ツール」から「デベロッパーツール」を開きます。
「Select an element in the page…」をクリックして、フォーム上の補完が効いていない欄をクリックします。
該当のHTML部分にフォーカスが当たりました。ここからname要素を拾います。今回はloginfmt
のようです。
次に、1Passwordから該当ページのログイン情報を編集します。
- 右側の「・・・」から「メール」を選択します。
- 「ラベル」を「loginfmt」に書き換えます
- メールアドレスを入力します。
- 保存します。(忘れずに!)
これで完了です。ログインフォームに戻ってリロードしてから自動入力をしてみると補完されるはずです。
あとがき
汎用的なログインフォームの場合はname要素が大体「username」だったり「email」だったりと、1Passwordがカバーしてくれる単語となっているのですが、たまにそうでないケースもあります。自動入力にて「あれっ」となったら、今回の手順を思い出してみるとストレスレスになるかもしれません。